基本方針
本会の目的である「SG活動への支援」に全力を注ぐため、事務所機能の維持、資金的・人的なサポートに努める。併せてSGの主体性を尊重しつつ、本会会員の持つ経験・ノウハウ等をSG活動の活発化、充実に生かせるよう、SG委員会に対するアドバイスを行う。
また、本会の役員会と会員、会員相互間の意思交流の拡大に努め、より多くの会員が本会の取り組みや運営に参画して頂けるよう配慮する。
以上を基本に、本年度の主要な活動方針を次の通りとする。
1 大阪肢体不自由児サービスグループ(SG)活動への支援
① SG委員会との意志疎通の拡大を図る。
② SGサマーキャンプ、《S・M・C》などの諸活動に対する支援を強化する。特に、キャンプ開催のためのキャンパーやリーダー募集業務や新人研修、《S・M・C》の準備段階における諸作業の肩代わりなどにより、SG委員会の負担軽減策を協議・調整し、実施していく。
③ SGへの活動資金援助によるSG活動の継続発展をサポートする。
④ SG委員会の事務処理のサポートを強化する他、「監査」を本会役員が受け持つなどSGの組織運営が円滑に進むよう支援する。
2 「かたつむり21」オータムキャンプの開催
恒例の「Autumn Camp」を本年も引き続き実施し、特に、《S・M・C》活動に呼応し在宅障害者の参加呼びかけ対象を拡大する。また、会員およびSGメンバー以外の一般参加者の拡 大を図る。
3 広報活動の強化
① 広報誌「かたつむり21」を年3回発行することとし、必要に応じ号外を発行する。特に、会員以外の協力者等への配布を広げ、SG活動や障害者問題に関する理解者の拡大に努める。
② 本会のホームページの拡充を図る。特に、SG活動の状況を詳細に取り上げ、支援の輪の広がりを目指す。
③ 全会員を対象とするメーリング・リスト(会員ML)による情報共有化への取り組みをより一層拡大するため、Eメールアドレス保有者の把握に努め、本会の運営やSGの活動状況等についての情報提供活動を強化する。
④ 2008年から作成・刊行している「SG活動のあらまし」の時点修正を行い、改訂版を作成する。特に、記述についてもSG活動の変遷を理解しやすいものとなるよう工夫する。
4 財政基盤確立への取り組み
① 財政基盤の確立を図るために、引き続き寄付並びに会員の拡大に積極的に取り組むとともに定期的に会費納入の励行を要請する。
② 「かたつむり基金」については、極力取り崩さずに本会の運営ができるよう、諸経費の節減に勤める。
5 SG創立45周年への取り組み
開催を延期した「SG活動45年~過去・現在・未来~ともに喜びともに感謝する集い(仮称)」を本年秋に開催できるよう、SG委員会とも協調しながら、本会が中心となって検討をすすめる。
6 新たな活動の模索
多彩な分野の専門家が集まる本会の特性を生かした新たな活動の模索は、これ迄からの懸案事項であり、「障害者問題を考えるセミナー(仮称)」の開催などをSG創立45周年と連動させ検討する。
7 大阪婦人ホームへの支援
2002年から5年間にわたって本会並びにSGの事務所を置かして頂いた大阪婦人ホームに対して、これまでのご厚意に感謝するためにも、同法人と協議の上、衣料品等の提供等の支援 を引き続き行えるようにしたい。